一般社団法人 地域創生協議会

Missions

Mission 1

「まちづくり」=交流人口ビジネスの活性化

東北地域は、少子高齢化や人口減少の進展が他地域よりも早く、限界集落の発生、経済活動の停滞・縮小等が危惧されています。

一方、仙台市は社会・経済活動の面でも東北各地域と密接な関係にあります。また、中心市街地は東北を代表する“都市の顔”であり、表玄関としての役割を担い、仙台市と東北各地域を結ぶ重要な拠点です。従来型の「観光」のみならず、「スポーツ観戦」、「各種会議」、「イベント」への参加等、様々な目的で来仙される方が多く、こうした交流人口をターゲットに交流人口ビジネスの活性化を目指すことは、仙台市の魅力ある“まちづくり”に直結します。

Mission 2

「食」と「農業」の融合=新ビジネスの創出

東北地域は食糧の基盤になる農林水産資源に恵まれていることから、「食」と「農業」を融合した新ビジネスが考えられます。

地域の特産物(農林水産物)に着目し、魅力ある食材づくりを行い、それを観光の一環に組み入れ、新しいビジネスの創出を狙います。特産物の種まき、剪定、収穫等の体験ツアーのような“モノ”から“コト”への体験観光につなげ、日本一の体験都市づくりをサポートします。

また、地域内の農林水産資源についての調査研究により、データに基づいた商品開発や販路開拓、さらにパッケージからブランディングまでをフォローします。

Mission 3

「防災環境都市」としての先進性を有効活用

仙台市を含む東北の各地域は東日本大震災で甚大な被害に見舞われました。その経験を未来に活かすために、防災・減災についての検証結果を後世に伝える必要があります。

国内では南海トラフの発生が取りざたされており、世界各地で地震や津波による災害が頻繁に発生しています。

先進的な防災環境都市として教訓を後世に伝え、災害を最小限に抑えるために「語り部の養成」、「遺構の保存」、「防災・減災のマニュアルの作成」、「防災勉強会」、「防災会議」等の開催を支援し、次代を担う子ども達のための「防災教育」メニュー開発、実践支援等を行います。

Mission 4

産学官連携、「学都仙台」としての地域内人材確保

仙台市は東北大学を中心とした産学官連携が活発であり、東北放射光施設立地を最大限に生かす「光イノベーション都市・仙台」として、地域産業にイノベーションと高付加価値化を支援するためのリサーチコンプレックスの形成を目指しています。また、仙台市は学生が多い街で「学都仙台」とも呼ばれ、東北地域を中心に全国から学生が集まっている地域です。しかし一方で、卒業とともに、多くの学生が首都圏を中心に仙台や東北地域以外に流出しているのが実態です。

そこで、“企業・事業所に就職を希望する側の学生の意識・実態”、“学生を採用する側の企業・事業所の意識・実態”をリサーチし、両者の就職におけるミスマッチの要因を明らかにするとともに、両者に最適なマッチングの機会の創出等を提案いたします。

昨今、あらゆる職種で人材が不足しているといわれ、新卒の学生にかかわらず、U・I・Jターン、中途採用、外国人の採用、障害者の採用等、ダイバーシティ経営による人材確保が不可欠となってまいりますので、そうした視点からサポートいたします。

地域創生協議会のミッション